ウォッシュデニムスーツの醍醐味

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デニムの醍醐味、ウォッシュ加工

デニムの更に違う表情を生み出すウォッシュ加工。

薬品や洗い方によって風合いを変える加工で、ガラッと風合いが変わります。
基本デニムは濃紺の状態で仕上がるのですが、青や水色のデニムはこのウォッシュ加工によって色合いを変えているわけです!

特にデニムスーツでのウォッシュ加工はかなり奥深く、本来フォーマルな「スーツ」というアイテムに、更にカジュアルさやヴィンテージさといった風合いをプラスしてくれます!

■Denewのウォッシュ加工の種類は

バイオウォッシュ


酵素や微生物の働きにより、繊維の一部を分解してインディゴ染料を落とし、アタリ感が出ます。
色落具合は比較的穏やかで柔らかい仕上がりに。アタリ感を少し出したいという方にオススメです。

バイオブリーチ


インディゴは洗濯や紫外線により徐々に分解されますが、それを薬品(酸化剤や還元剤)により人口的に脱色させます。
色落具合はウォッシュのかけ方により調節可能で、写真(2・3枚目)はかなり強めにバイオブリーチ加工をかけております。
バイオウォッシュと同時に行っています。

バイオストーン


軽石や研磨剤と一緒に洗うことで、摩擦により表面を物理的に削る加工です。
繊維の表面に毛羽が出て、風合いは柔らかく使い古したような風合いができます。
バイオウォッシュと同時に行っています。

ケミカルウォッシュ

漂白剤を染み込ませた軽石と一緒に洗うのですが、水を使わないかごく少量の水で洗うのが特徴です。
濃淡の差が出やすい加工になります。
Denewでは行っていないのですが、生地洗いで出来ることもあるのでご相談ください!

<番外編>ワンウォッシュ加工

50~80度のお湯で洗う加工。
糊のついているリジッドの状態を洗うことで、柔らかくなり縫製しやすくなります。
またこの段階で縮ませることで、今後洗濯等による縮みを軽減することができます。
色も少しだけ落ちるので、リジッドの状態より色移りしにくくなります。
他の洗い加工と違い、風合いを変えるというより取り扱いやすくするための加工となります。

■製品洗いと生地洗いの違い

製品洗い

スーツやジーンズを仕立ててから洗うこと。仕立ててから洗うことでアタリ感が出やすく、立体感が楽しめます。
ヴィンテージ感を楽しみたい方にオススメです。
Denewでは現状製品洗いはバイオウォッシュとバイオブリーチのみとなります。

生地洗い

仕立てる前の生地の段階で洗います。
Denewでは製品洗いの生地を数多く取り扱っています!
色は変えつつ、綺麗な仕上がりを楽しみたい方にオススメです。

洗い加工は毎回手作業で行い、多少の色のブレが生じます。
ですが、出来上がってみないとどういう色合いになるか分からないというのが楽しくもあるのです!

根強い人気のウォッシュ加工、普通のデニムスーツじゃ物足りないという方やヴィンテージ感がお好きな方にオススメです!

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